「42 〜世界を変えた男〜」でボロ泣き
私の御用達Huluで「42 〜世界を変えた男」を観ました。 いつもは、アクションやら SF を観る方なんですが、気になったので鑑賞しました。 結果、ボロ泣き。
涙もろくなったといえど
最近、涙もろくなったなぁとは思っていましたが、ここまでボロ泣きするとは、何か溜まっているのかと疑ってしまう。笑 そうでなくても、本当にいい作品で、泣けるし、考えさせられます。 気持ちは「ホテル ルワンダ」を観ているときと同じ感じだったなと思います。
黒人差別と闘った球団会長と一人の選手
ちゃんとは知らなかったんですが、42番はメジャーリーグで唯一の全球団永久欠番となっています。 その背番号をつけていたのは、ジャック・ルーズベルト・ロビンソン。 元軍人で、有色人種の野球選手。 MLB で有色人種排除の流れのなか、黒人であるジャッキーを入団させるブランチ・リッキー。 予想通り、周囲からは批判や罵倒、差別的対応が次々と浴びせられていく。 そんな中でも、野球というフィールドで結果を残し、周囲を納得させていくジャッキー。 しかし、それは、野球界だけでなく、アメリカ全体を変えていく動きのきっかけでもあった。 有色人種差別をなくす。 そんな、今や当たり前のことを浸透させるために。
いまでこそ
今でこそ、様々なスポーツに様々な有色人種の方々が参加できるようになっていますが、昔はそうじゃなかったんだなぁと思うと、胸にくるものがあるし、自分が生ぬるいお湯の中にいるんだなとも感じました。 そんな感情もあり、ジャッキーが周りの批判を受けながらも力強く前進していく姿、リッキーが信念に向かって突き進む姿、そんな二人をみて変わっていく人たちをみると、本当に泣けてくる。 今でも、差別がある地域、偏見のある地域はたくさんあると思います。 それが一つでも、一秒でも早くなくなるための作品になると思います。 ジャッキーロビンソンのことを、少しだけ観てみてはいかがでしょうか。 私はひさびさに、ボロ泣きしました。