Mac で Golang を使った開発を始める(2)
前回は Golang をインストールするところまで行きました。
今回は、実際に開発するソースコードやディレクトリなどを準備するところです。
ちゃんと知ろう、GOPATH
Golangの環境準備に必ず出てくるGOPATHとはなにか?
単純に 作業スペースを指定するパス であると思っておけばOK。
さらにGOPATH配下には、以下の3ディレクトリが必要です。
bin/
: コンパイル後のバイナリファイル(コマンド実行形式ファイル)が出力されるところpkg/
: コンパイル後のパッケージバイナリファイルが出力されるところsrc/
: Go で書かれたソースコードが入っているところ src/ にあるソースコードからコンパイル、作成したバイナリを bin/ と pkg/ に入れる、といった役割分担です。
このワークスペース用のディレクトリであればどこでも良い、ということになります。
私は、$HOME以下で適当にGo用のディレクトリつくってます。
ディレクトリの準備
ここまでわかれば、もうこっちのもの。
では、ディレクトリ作りましょう。
- Go用のディレクトリ作成 :
mkdir $HOME/GoWork
- Goのワークスペース用ディレクトリの作成 :
cd $HOME/GoWork && mkdir bin pkg src
これで OK。あとは .bashrc または .zshrc にGOPATHを指定してあげるだけ。
export GOPATH="$HOME/GoWork"
実際にソースコードをいれるところ
そろそろ、ソースコード書きたいですよね。笑
Golangは、もともとソースコードを公開することを目的として作られています。
ワークスペース内の構造もそれっぽい感じにした方が良いらしいです。
とりあえず GitHub あたりはアカウント持っておいたらいいかな。
一旦、アカウントありきで話すすめます。笑 ソースコードの作業用ディレクトリはこんな感じで作ります。
$ mkdir -p src/github.com/shuufujita
Github使ったことある方はわかるかもしれませんが、作成したディレクトリ以下に各リポジトリができていく感じですね。 なので、実際のソースコードまでのパスは、、、
src/github.com/shuufujita/Main_Package/main.go
って感じです。
Main_Package/ は、Git でいうところのリポジトリです。
Goで作って行く場合は、この shuufujita/ 以下にいろいろリポジトリができて行く感じですね。
準備完了!のはず!
長かったですが、最終的に、、、
GoWork/
- bin/
- pkg/
- src/
- github.com/
- shuufujita/
- Main_Package/
- main.go
みたいな構成になっていれば、とりあえず初期準備としては問題なしです。 “愛されたいならそう言おうぜ 思ってるだけじゃ伝わらないね 永遠の淑女もそっぽ向いて 天国は遠く向こうの方へ”
「LOSER」 - 米津玄師