PMBOKを学ぶ
GW も終わり、再び仕事が始まりました。
今月からは、今までとは少し違います。
プログラミングなどの「開発すること」がメインでしたが、今期からは「開発を管理すること」に重きを置くようになりました。
よく聞くかもしれませんが、世間でいう「プロジェクトマネージャー(PM)」への道に進む一歩を踏み出したわけです。
プロジェクトマネージャーは、文字通り「プロジェクト」を「マネジメント」する役割です。
プロジェクトを成功に導く道筋作りをする人、とも言えます。
そんな責任ある役割を担えるように、今期は現役 PM の方の下について、お客さんの要望を聞いてまとめる「要件定義」から、最後の「納品・検収」まで経験し学んでいきます。
そうはいっても、知識がまだまだ浅い私。
先輩からのアドバイスで「まず学んでおくべきこと」として「PMBOK」について学習し始めました。
プロジェクトマネジメントのフレームワーク「PMBOK」
何も知らずに飛び込むのは危険なので、前提知識、基礎知識として PMBOK を学び始めて1日目。
名前は聞いたことあるけど、よく分からない。
よくよく調べて見ると、はじまりは1950年のアメリカ。やっぱり、こういうのってアメリカなんですよね。
1960年代になり宇宙産業が加速するにつれて、大規模予算かつ人命に関わる重要なプロジェクトを成功させるために、プロジェクトマネジメントの体系整備が急速に進みました。
そうして生まれた PMBOK が日本で注目されだしたのは、2000年代に入ってから。
だいぶ遅いですが、こうやってみると、まだ20年経ってないんだなぁ。
IT 自体、まだまだ発展産業だし、若い産業なので、まぁそうかとも思います。
そうした若い産業だからこそ、体系化された知恵はとても武器になる。
PMBOK について、何か書こうかと思いましたが、ちょっとまだ書けるほどの理解に到達していない。
もっと読み込まなければいけんなぁと思いました。
PM なら PM の仕事を。
まだ PM になったわけじゃないし、なるかどうかもわかりませんが、立ち位置が変われば、やるべき仕事も変わってくる。
PM ならプロジェクトマネジメント。エンジニアならプログラミングや設計などのエンジニアリング。
だから、PM だけどプログラミングすきだから、自分もやるっていうスタンスは危険。
余裕があったり、しなければいけない状況(本来あってはいけない)ならば仕方ないですが、求められる仕事はプロジェクトの成功であり、プログラミングやエンジニアリングではない。
そこが、自分にとって心配な部分でもあるんです。
自分がやったほうが早いと思ってしまう瞬間がくる。そのとき、ちゃんと任して、自分の仕事に集中できるかどうか。
自分でやるよりも、自分と同じくらいかそれ以上の人に育てて、自分は自分の仕事をする、という形にしなければいけない。
好きと仕事を上手くバランスを取ってやっていけるように気をつけながら、今期は頑張っていきたいです!